機械座標とワーク座標の関係
【G43,G44,G49】工具長補正
ATCが搭載された機械の場合、取付長の違う工具を複数本使用して加工を行います。その際に工具長の違いを補正してくれるのが工具長補正です。工具長補正の使い方は、機械の機能や会社の方針などで色々とやり方が違うと思うので、ここでは考え方の説明をして...
Mコード|補助機能
NCプログラムは、通常GコードとMコードを組み合わせて作成します。どちらもプログラムに必要ですが、役割が少し異なります。Gコードが、加工時の工具の動きを指令するのに対し、Mコードは機械側の制御に関する指令になります。 Mコード一覧 Mコード...
【G90,G91】絶対座標指定、相対座標指定
工具の移動を絶対座標を使って移動するか、相対座標を使って移動するかを指定します。工具の移動方法には2種類あって、この座標に移動しなさい(絶対座標)という方法と、今いる位置から幾つ移動しなさい(相対座標)という方法があります。これを使い分ける...
【G17,G18,G19】平面指定
円弧補間、工具径補正などを使用する際に、どの平面を使用するかを指定します。平面指定とは、どの方向から見た形状かを機械に教えてあげる、という意味があります。どの方向といっても、視点は3方向からです。各軸の(+)方向から(ー)方向を見たときの方...
【Fusion360(CAM)】選択した範囲(面)を加工する方法
3次元の形状で加工領域を選択する時に、ここだけ加工したいという時があります。【加工境界】で上手く設定できればいいのですが、モデルの作成の仕方によっては上手く選択できない場合があります。そのような場合に、どのように選択すればいいのかを説明しま...
【G98,G99】復帰点レベル
穴加工の固定サイクルと合わせて使用します。穴加工終了時の工具の戻る位置を、イニシャル点復帰にするかリファレンス点復帰にするかを決めます。はい、イニシャル点とかリファレンス点とか出てきました。何のことかわからないですよね。簡単に言えば、イニシ...