【Fusion360(CAM)】セットアップの設定

Fusion360(CAM)
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加工原点の設定

方向を設定する時に【座標系を選択】以外で設定した場合は、加工原点を自分で設定する必要があります。

原点

加工原点を設定する方法を選択します。
モデル原点
選択された点
ストックボックス点
モデルボックス点

4種類の方法があるので、どれかを選択して設定を行います。

モデル原点

モデル内で定義されている原点を、そのまま使用します。
モデル内の(X0、Y0、Z0)が加工原点になります。

選択された点

任意の位置を加工原点に設定することが出来ます。
モデルのエッジや端点を選択することで加工原点に設定できます。

直線のエッジを選択した場合は、その直線の中点になります。
円や円弧を選択した場合は、中心点になります。
端点を選択した場合は、選択した端点が加工原点になります。

ストックボックス点

ストックボックス点で選べるのは、材料の端点、中点、材料の中心です。
材料に白い点が表示されるので、その中から選択します。

モデルボックス点

ストックボックス点と同じです。
違うのは、白い点が材料ではなくモデルに表示されます。


ポスト処理

NCプログラムを出力する際に何番を使用するか?
NCプログラムにコメントをいれるか?
どの座標系(G54-G59)を使用するか?
の設定を行う場所です。

プログラム名/番号

特に理由がない限り変更する必要はありません。

コメント

NCプログラムにコメント(注釈)を入れたい場合に入力します。

WCSオフセット

使用する座標系(G54-G59)を選択します。

使用する座標系に対応した番号を選択します。
0,1 ⇒ G54
  2 ⇒ G55
  3 ⇒ G56
  4 ⇒ G57
  5 ⇒ G58
  6 ⇒ G59

上のような関係で対応しています。
G54を使用したい場合は0か1を選択します。
G55を使用したい場合は2を選択します。



これで【セットアップ】の設定は終了です。
OK】をクリックすると左にあるツリービューに【セットアップ1】というのが表示されます。