加工原点の設定
方向を設定する時に【座標系を選択】以外で設定した場合は、加工原点を自分で設定する必要があります。
原点
加工原点を設定する方法を選択します。
モデル原点
選択された点
ストックボックス点
モデルボックス点
4種類の方法があるので、どれかを選択して設定を行います。
モデル原点
モデル内で定義されている原点を、そのまま使用します。
モデル内の(X0、Y0、Z0)が加工原点になります。
選択された点
任意の位置を加工原点に設定することが出来ます。
モデルのエッジや端点を選択することで加工原点に設定できます。
直線のエッジを選択した場合は、その直線の中点になります。
円や円弧を選択した場合は、中心点になります。
端点を選択した場合は、選択した端点が加工原点になります。
ストックボックス点
ストックボックス点で選べるのは、材料の端点、中点、材料の中心です。
材料に白い点が表示されるので、その中から選択します。
モデルボックス点
ストックボックス点と同じです。
違うのは、白い点が材料ではなくモデルに表示されます。
ポスト処理
NCプログラムを出力する際に何番を使用するか?
NCプログラムにコメントをいれるか?
どの座標系(G54-G59)を使用するか?
の設定を行う場所です。
コメント
NCプログラムにコメント(注釈)を入れたい場合に入力します。
WCSオフセット
使用する座標系(G54-G59)を選択します。
使用する座標系に対応した番号を選択します。
0,1 ⇒ G54
2 ⇒ G55
3 ⇒ G56
4 ⇒ G57
5 ⇒ G58
6 ⇒ G59
上のような関係で対応しています。
G54を使用したい場合は0か1を選択します。
G55を使用したい場合は2を選択します。
これで【セットアップ】の設定は終了です。
【OK】をクリックすると左にあるツリービューに【セットアップ1】というのが表示されます。