円弧補間、工具径補正などを使用する際に、どの平面を使用するかを指定します。
平面指定とは、どの方向から見た形状かを機械に教えてあげる、という意味があります。
どの方向といっても、視点は3方向からです。
各軸の(+)方向から(ー)方向を見たときの方向になります。
見ている方向で、時計回り(G02)か反時計回り(G03)が決まります。
機械の電源投入時にはG17(XY平面)が指定されています。
【G17】 XY平面
一番、使用する平面です。
立形の機械を使用している場合、上 (+) から下 (ー) をみた平面になります。
【G18】 ZX平面
立形の機械を使用している場合、奥(+)から手前(ー)をみた平面になります。
【G19】 YZ平面
立形の機械を使用している場合、右(+)から左(ー)をみた平面になります。